5つのデザインConcept03

デザイン:designとは、[de:壊す+sign:記号]

お客様の家に対する提案と設計は、お客様との共同作業で進めていきます。
お互いの価値観をわかちあい、相互に深い理解を得ることで、いい家が作られていくものです。
提案と設計の最初のステップでわたしたちが重視している思想、それが5つのデザインです。デザインとは、一般的に認識されているものを壊すという意味で、既存の形式や概念にとらわれることなく、そこに新しい「在り方」を築いていくことです。わたしたちは5つのデザインに基づき、多面的な視点から、単なるモノとしての家ではなく「家づくり全体をデザインする」ことを意識しています。

安心と安全をde+signする

住宅を作るものの責務として、
絶対の安全とお客様の安心を担保する

SE構法(重量木骨の家)

家の骨格に、厳密な構造計算と耐震シミュレーションにより耐震性と耐久性が実証された「SE構法(重量木骨の家)」を採用します。高精度プレカット集成材を独自のSE金物で接合した、地震に負けない強さと木造の美しさを併せ持つ構造体です。

全棟完成保証

「重量木骨の家」は、建築中に当社に万一の事態が発生した場合でも、(株)エヌ・ジー・エヌが責任を持って引き継ぎ会社をご紹介し、工事費の増加分も保証。工事再開から完成・お引き渡しまでを確約します。

計画的な維持保全

住宅の長寿命化のために、竣工後、3ヶ月・1年・3年・5年・10年(以降5年毎)に定期点検を行います。適切なメンテナンスの時期をお知らせすることにより、いつまでも資産価値のある維持保全のお手伝いをします。

感性をde+signする

日々の暮らしの質感を高揚し尊ぶために、
住まう人の感性にしっかりと寄り添う

現代デザインと和の心の融合

合理的な現代建築デザインの考え方を設計手法の基盤としつつ、造形・色・素材を吟味した佇まいは、過剰な主張をすることのない、街に溶け込む和の趣を醸し出します。

暮らしをかたちに落とし込む

暮らす人の感性を感じ取り、それを具現化することがわたしたちの使命であると考え、お客様との会話=ライフスタイルヒアリングから得られる言葉の本質を見極め、求められる空間に反映していきます。

その目で見ながら作ってゆく

初回のプレゼンテーションから3DCGを活用。外観・内装の出来上がりをイメージしながら、プランの確認や修正といった家づくりを目に見えるように進めていきます。

見えるもののありようを徹底的に追求する

柱や壁はもちろん、窓枠の段差、スイッチ・コンセントプラグなど、お客様が気づきにくい点までおろそかにせず徹底的に設計に落とし込み、その家のあるべき理想形に仕立てていきます。

神は細部に宿る

繊細な気密施工、オリジナルの内装建具・造作家具はもちろん、家の隅々まで、京都の工務店の矜持を持って、ていねいな仕事で組み上げます。

地域特性をde+signする

敷地の個性を十分に理解し、
その地に暮らす魅力として設計に反映する

敷地の条件と地域特性を知る

建ぺい率や容積率などの法規や、まち並みの景観を美しく保つ目的で定められた地区に関わる条例を遵守します。また、周辺環境と調和した建物とするために、地域の文化や自然環境、またコミュニティーの生活様式に配慮した計画を行います。

敷地の特性を調査分析し短所を長所に変える

敷地の長所を可能な限り生かすとともに、一般には短所と思われるものを逆に利用することを考えます。「敷地や間口が狭い」、「北向き」、「まわりを建物で囲まれた土地」といったマイナスの要素をプラスに転換する設計をご提案します。

エネルギーをde+signする

持続可能な社会の現実に、
エネルギーマネジメントの設計視点で貢献する

3つのエネルギーを順番に考える

1.省エネルギー … 建物本体の基本性能
2.創エネルギー … 太陽光発電/燃料電池/ヒートポンプユニット等々
3.蓄エネルギー … 蓄電池/電気自動車等々

消費エネルギーの抑制

設計において、断熱・換気・日射遮蔽・間取りと開口部の計画など、省エネルギーの観点から、建物本体の基本性能を高め、自然環境と上手に暮らすことを考えます。構造と同様に、後で変えることが出来ないことほど大切にします。

性能を数値化する

UA値0.49W/m2・K以下_C値:0.3cm2/m2以下
建物本体の基本性能とは、非常に分かり難いもの。一邸ごとに断熱性能を個別計算の上、数値化(UA値、ηA値)し、省エネルギー性能を明確にします。
また、全ての邸宅で、気密測定(C値の実測)を行い、C値が0.3cm2/m2以下の測定値がでるまで工事を進めません。

・UA値:外皮平均熱貫流率
・ηA値:平均日射熱取得率
・C 値:床面積1m2あたりの隙間面積を表す値

資産価値をde+signする

世代を超えて住み継がれる、
資産価値の高い家をデザインする

目に見えないところにこそお金をかける

交換可能な内装部分よりも、後々変えることができない建物の基本性能に関わる部位にこそ、十分なコストをかけることをお勧めします。具体的には安全を担保する「構造」と、温熱環境を左右する「断熱性能」です。

世代を越えて住み継ぐ家

数世代にわたって住み継ぐことができ、資産価値の衰えない長期優良住宅仕様を前提にします。また、構造体と建物内部が分離した、ライフスタイルの変化に応じて内部構造を自由に作り変えることが可能な家づくりをご提案します。

資金計画は家づくりの要

当社ではプラン作成や仕様の検討に先立ち資金計画のお手伝いをいたします。新築費用だけでなく、将来のライフスタイルの変化にともなうリフォームの可能性、また、家を維持保全していくためのメンテナンス費用も含めた算出を行います。