美しくあること

更新日:コラム

美しくあること

今回は、いい家を実現するためのビルドワークスが考える5つの「思い」のひとつでもある

 

美しくあること

 

このことについての、こだわりをお話させて頂きたいと思います。

 

まだ「いい家を実現するためのビルドワークスが考える5つの「思い」」読んでいない方は、コチラをクリック。

 

 

「線を消す」ということ

 

この一枚の写真の中には、私達のこだわりの一部が入っています。

 

 

 

 

みなさまわかりますでしょうか?

 

 

 

 

・窓の上・横・下を天井・壁・ダイニングテーブルに揃える

 

・窓枠のない納まり

 

 

ミニマル・シンプルなデザインを考える際に、私達がすごく大事にしているのが「線を消す」ということ。

 

この写真では、窓の上・横・下を天井・壁・家具に揃えることで線を消しています。

天井と壁の「線」を窓の「線」と合わせることで、スッキリして見えるという効果だけではなく

光が綺麗に室内に取り込める、という効果もあります。

 

 

綺麗に光が入ってくる空間って心地よいですよね。

 

 

また、窓枠がないことも線を消すことでスッキリ見える要素の一つです。

 

窓枠はただ単に付けなくても良い、というものではありません。

家の中でもっとも外部の影響を受ける窓辺には、結露の問題がついてまわります。

そして本来、窓枠は窓と壁の緩衝材(見切り)の役割を果たします。

 

窓と壁の間に窓枠がないというのは、結露の影響をダイレクトに壁が受けてしまうため、痛みやすいというデメリットが

あるのです。

 

そのため、ディテール・施工方法の工夫などによってそのデメリットを補わなければなりません。

 

 

私達はそういったことを日々考え、単なる見た目の美しさだけではなく、無駄を削ぎ落とし、
性能・機能を担保しながらも突き詰めたときに残るデザイン「美しさ」としてこだわっています。

 

【BUILD WORKs 設計チーム]