夏涼しく、冬暖かい家。

更新日:コラム

夏涼しく、冬暖かい家。
9月に入ってなお、新潟県でも気温40度超えを観測するなど、
日本でも真夏と真冬の温度差が40度を超えることが当たり前のようになってきました。

 

ここ5年ほどの京都市の最高気温と最低気温を調べてみると、
「最高気温」は、2018年7月19日に観測された「39.8℃」、
逆に「最低気温」は、2016年1月25日に観測された「-4.1℃」と言う事で、
その温度差はなんと『43.9℃』もあります。

 

改めて数字として目の当たりにすると、
住宅に求められる性能が10年前とは大きく変わってきている事、
また今までの感覚的な家づくりの常識が通用しない気候に変わってしまっていることを強く感じます。
「夏涼しく、冬暖かい家」と言うキャッチコピーも、様々なところで見聞きするようになりましたが、
実際にこれだけの気温差の中、年間を通じて本当に快適な家を作るためには、
ただ性能の良い断熱材や窓を採用するだけでは解決できず、
1年を通じた太陽の動きや、気温だけでなく湿度との関係、
採用する空調機器に合わせた最適な空調計画、
そして何よりも計算通りの性能を発揮する事のできる現場での施工精度、
と、その敷地ごとに私たちも様々なことに気を配り、考え、想像する必要があります。


10月の見学会では、建築途中の状態で、構造だけでなく完成してからは確認のできない、
弊社で行っている断熱施工や気密施工の状況を余す事なくご見学いただけます。


是非この機会に、私どもの施工へのこだわりをご見学いただければと思います。
BUILD WORKs
河嶋 一志