『風景を切り取る家』進捗レポート(1)
更新日:コラム
綴喜郡宇治田原町に建設予定である『風景を切り取る家』の設計が順調に進行中です。先日は施主様に来社いただき、設計図から起こしたCGを見ながらの打合せを行いました。
打合せの中で設計図を「読み取って」いただくことは非常に難しく、完成時のイメージをお伝えすることは至難の業ですが、弊社ではCG画面で確認して頂きますので、お客様にもリアリティを持ってイメージして頂けると思います。
現在は外観と内観の設計はほぼ確定し、今後は「照明打合せ」に入っていきます。照明の計画では、室内空間だけでなく、夜も建物が綺麗に見え、疲れて帰ってくる家主を暖かく迎えてくれるような表情づくりを目指します。
建物全体の構造が固まってきたことにより「構造計算」も大詰めです。構造計算とは、建築が固定荷重や風荷重、地震荷重などに対してどのように変形し、どのような応力が発生するのかを計算することです。当社は施工する全ての住宅について構造計算を行い、安全性を確かめています。
一方、現地では西側のがけ地との間に、擁壁(土留のためのコンクリートの壁)が完成しました。ご覧のように素晴らしい眺望の立地です。
これらの打合せや構造計算と平行して、宇治田原町役場への事前協議と事前申請、建築確認申請、住宅性能表示申請と、各種申請業務も進めています。役所や現地が当社事務所から少々離れているため、何度も通うことなく、不備なく申請をしたり現場調査をすることで、いかに効率よくお客様の御希望する着工日や竣工日を目指して計画を進めていくかも、設計の大切なポイントと考えています。
ビルド・ワークス
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