『風景を切り取る家』進捗レポート(2)
更新日:コラム
1ヶ月前の地鎮祭からもお施主様との打合せは続き、いよいよ工事着工しました。
建物の中心には、地鎮祭で神主さんから頂いた「鎮め物(しずめもの)」もしっかりと納めております。「鎮め物」とは、昔より土地の神をしずめるために地中に埋めるもので、箱の中には「人形・鏡・剣・矛」などが入っているそうです。
今回は地盤調査の結果、地盤改良の必要なしという判定結果でしたが、タンピングランマーという地面を締めることが出来る機械で、しっかりと突き固めた上で基礎工事を進めていきます。
そして現在、現場には綺麗に鉄筋が施工され、配筋検査を行なってきました。検査の内容は、まず設計士と現場監督による自主検査の後、今回は住宅性能表示、設計・建設評価を取得しますので、検査機関による第三者検査を受けました。
結果は是正無く、無事合格!工事後は見えなくなる部分も、全て細かく写真に納めて、チェックしながら進めていきます。配筋はコンクリートが被されば二度と見られることのない部分ですので、多少の不備があっても気付かれることはないかもしれません。だからこそ、自分たちが責任を持って確認していかなければならないと常に感じています。
この後は型枠を立て、いよいよコンクリートを流し込んで基礎の完成させていきます。
どれだけ綺麗にコンクリートを打つことが出来るか、仕上がりにも直結してきますので、現場の施工スタッフはこれから少しピリピリモード。
私もお天気と合わせて、念を送ります!
ビルド・ワークス
Kawashima