室内建具
更新日:コラム
![室内建具](https://www.buildworks.co.jp/wdpr/wp-content/uploads/2019/12/logo.png)
ビルド・ワークスでの家造りにおいて、こだわりポイントの一つに、
「室内建具」があります。
各部屋の入り口や物入れについている、「ドア」や「引き戸」などですが、
ビルド・ワークスではこの室内建具の全てを、造作(オリジナル)で製作しています。
理由は沢山あるのですが、
「格好良い扉をデザインしたい!」というわけではなく、(そういう場合もありますが)
「よりシンプルな空間を造りたい」という思いと、
毎日毎日よく動かす部分なので、
「いつまでも自分たちでメンテナンス出来るように」という思いで、
造作建具にこだわっています。
例えばこの邸宅。
閉めているときは、白い壁のようですが、
建具を開け放つと、始めからそこには扉が無かったように、
空間が繋がります。
狭い敷地の多い京都なので、普段は極力引き戸を開け放して暮らすことで、
家の中を風が抜け易いように、空間を広く感じて頂ける様にデザインしています。
造り付けなので、床から天井まで、端から端まで、余計な小壁や垂壁もなく、
よりスッキリとシンプルに作ることが出来ます。
床にレールも付かない、上吊り仕様なので、お掃除もラクチン。
他にも下の邸宅も。
この写真の中にも、引き戸が1枚、開き扉が1枚写っているのですが、
造り付けでデザインすることでここまでシンプルに、
空間を邪魔せずに建具で仕切ることが出来ます。
他にも。
素材からこだわってデザインした扉は、(この上の写真の建具はフローリングで製作)
レバーハンドルを付けなくても、開け閉め出来るようにすることで、
より素材感を生かした建具としたり、
壁面収納を隠す建具は、よりフラットにシンプルに、 より壁面のように。
シンプルで居心地の良い空間を造るために、「建具」デザインも大切な一つです。
ビルド・ワークス
Kawashima