省く・合わせる

更新日:レポート

省く・合わせる

こんにちは

京都で注文住宅を手掛ける工務店、

ビルド・ワークスの大槻です。

弊社の邸宅では、全棟安心してお住まいになられるよう耐震構造をお勧めしていたり、

気密にこだわり、ランニングコストを抑える邸宅造りをしておりますが、

見た目にも様々な工夫を施しております。

細かいので言われないと分からない所が多数ありますが、

その積み重ねが、シンプルで無駄のない空間になるよう設計だけでなく、

施工側も共通認識として日々施工を行っております。

例えば、

これは、上がEV車用のコンセント、下が防水コンセント。

これは、上が換気孔で、中がスイッチとライトコントロールの子機、下がコンセント。

どちらも縦のラインを合わせています。(下の写真は右寄せ)

これは、天井のダウンライトと木目調のビニールクロスなのですが、

通常の施工は開口→ビニールクロス貼り→器具取付と進めるのでダウンライトと板目のジョイントがずれたりする可能性があります。

この施工は、開口のセンターとビニールクロスの木目のジョイントを合わせてもらいながらビニールクロスを貼っていますので、業者さんは気を遣う施工になったと思います。

こちらは、玄関框と、基礎巾木、さらに建具の蹴板の高さを合わせております。

これも、全ての高さが揃っていないと気持ち悪い感じがしますよね。

最後は、弊社建具の枠を採用しておりません。

開けるとこんな感じで、建具が無いように見えます。

こうして、ラインを揃えたり線を省くことにより、シンプルで無駄のない空間に

仕上がるよう心掛けております。

実際に体感していただくと、よりご理解いただけると思いますので、

今月来月に開催しております見学会に是非お越しください。