断熱工事
更新日:レポート
京都で注文住宅を手掛ける工務店、
ビルド・ワークスの大槻です。
先日、無事に上棟を迎えた邸宅は、耐力壁やサッシの取付、中間検査や屋根瓦葺きを終えて、
現在は断熱材の充填を行っております。

この邸宅の断熱材は、セルロースファイバー(新聞紙などの古紙を主原料とした木質繊維系自然素材)です。
写真のように専用のシートを貼り、パンパンになるまで吹き込んでいきます。
セルロースファイバーのメリットは、
自然素材を使用しているのでエコである。
一般的な高性能グラスウールよりも断熱性能が高い。
素材が吸音するので防音性が高い。内にいると本当に静かです。
素材が吸放出するので調湿性があり壁体内の結露が防げる。
素材がホウ酸処理されていることにより難燃性がある。
ホウ酸処理により防虫性能がある。
と言う特徴があります。

今年の夏のような猛暑がこれから当たり前になってくることを考えると、
断熱性能や気密性能は非常に大切になってきます。
プラスα冷暖房設備、結露対策もしっかりと行う必要があります。
もちろんイニシャルコストは必要になってきますが、
これからも常に素材に気を付け、何が必要なのかを議論しチョイスしてまいります。

こちらの邸宅は、オーナー様のご厚意により、来週末の11/8・9に構造見学会を開催いたします。
体感をご希望の方は、完全予約制ですのでぜひHPからご予約ください。

ちなみに、このように玄関内部の土間にも60㎜の断熱材をしっかり入れております。