配筋検査/Near The Garden

更新日:レポート

配筋検査/Near The Garden

こんにちは

京都で注文住宅を手掛ける工務店、

ビルド・ワークスの大槻です。


だいたい毎年梅雨とは言うものの空梅雨が多いですが、
先週、今週とあまり降らず暑い日が続きますね。

工事的にはその方が良いですが。。。

さて、先日着工いたしましたプロジェクト名「Near The Garden」ですが、

今週、配筋検査を行いました。

第三者によって細かくチェックいたしました。
これからコンクリートを打設するので、ここからは雨が降らないで欲しいですね。

基礎工事の配筋は、もちろん家の基になるので、様々な決まりがあるのですが、
今回はこれを紹介します。

これは基礎と柱を繋ぐ柱脚金物用のアンカーボルトで、
直径は20㎜あります。
基礎の一番底辺から設置して柱に接合します。

在来木造でいうホールダウン金物なのですが、
一般的に在来木造のホールダウン金物用アンカーボルトは、
直径が16㎜で、埋込深さが360㎜以上と設置基準があります。

それに対して、SE構法のアンカーボルトは、先ほども言った通り
直径は20㎜で埋込深さは写真の箇所は750㎜です。

阪神淡路大震災でも実際に倒壊した家は、縦揺れによって、
このアンカーボルトから土台や柱が引き抜かれていたとされています。

SE構法は、阪神淡路大震災を教訓に生まれた構法で、全棟基礎も構造も
計算されていますので、科学的数値で安全が示せる数少ない構法です。

実際、東北地方太平洋沖地震でも、SE構法は地震による倒壊は0でした。
これも弊社がSE構法を採用する理由です。

また色々とご紹介いたしますね!